外食 | タイ・チェンマイ旅行記

外食

宿泊したゲストハウスにはレストランはありません。
従って、朝食も外食になるわけです。
覚悟していたことですが、1日3回外食というのも面倒といえば面倒です。
ホテルなら朝食が付いているのでこの面倒さはないのですが・・・。

当初は、あちこちにブレックファーストを食べに行った。
近くのホテルで食べると一人150バーツ。
コーヒーショップでは90バーツ。
タイ料理店のブレックファーストは50バーツです。

タイは屋台の国ですが、私はまだ屋台で食べる度胸はなかったのです。
衛生面の懸念もさることながら、車の騒音と排気ガスの中で食べる気がしないのです。

想定はしていたが、部屋でちょっとお茶を飲みたいと思っても湯沸しポットが備品として置いてない。
近くの雑貨店に立ち寄って見てみると、湯沸しポットがあったのでそれを買うことにしました。
果物を切るための「簡易まな板」(100均にある)とフォークは日本から持っていった。
これは役立った!

トースターもないので、食パンを買うわけにもいかなかったが、朝食用の焼きたての食パンを売っている店を友人が見つけてくれて、4枚切りの厚さの食パンにバター・砂糖をつけて炭火で時間をかけて焼いている。
5バーツ/枚。
これを適当にカットしてビニールの袋にいれてくれて 、お持ち帰りとなる。

このパンは当たりで、日本の食パンと同じ味であり同じ食感でした。
レストランの薄いトーストは、なんとなくパサパサでありこのパンよりも旨かった〜。
朝3枚買って、コーヒーに果物(マンゴ、バナナ、みかんなど)、湯沸しポットで作ったゆで卵を添えてベランダにテーブルを出し、明るい空や街の景色を見渡しながら朝食をするようになりました。
これは気持ちがよかった。
日本では出来ない朝食です。
そして、ずいぶん安上がり!

ゴルフが終わるのは1時か2時。
迎えの車が来るまでゴルフ場のレストランで冷たい缶ビールで喉を潤し、焼飯(カウ・パット)かヌードル一人前を注文して、二人で食べるのが常であった(約70バーツ)。

ゴルフをしない日は、日本食堂「えびす」で昼食をとり、あとはゆっくり2時間くらい新聞や雑誌、コミックなどを読んで過ごした。
1日遅れの日本語の新聞を店頭で買えば一部75バーツ。

ガレー・フードセンター

ナイトバザールのショッピングセンターの奥に「ガレー・フードセンター」(いわゆるフードコート)があります。
見た感じでは清潔そうな店がズラリと並んでいる。
いわば、近代的な屋台街みたいな感じかな。

オープンエアーテラスには4脚1卓の席が100席ほど。
正面には舞台があり、無料の伝統舞踊ショウーが始まる8時半頃には満席となる賑わい振りだ。
チケットセンターで食券を購入し、残ったクーポンは当日中なら払い戻してくれる。
店頭には、写真付き の一品料理が金額表示してある。

英語の説明文や写真があるので解りやすい。
タイ料理、日本料理、インド料理の店があり選択の幅は広くて好みの店で注文しクーポンで支払う。
平均すると一品35バーツくらい。

何軒もあるタイ料理の店で匂いの少ないタイ料理の店を探し、その店頭でオムレツを頼んでみました。
その中に何を入れるかをオーダーをせねばならないのですが、イカ、エビを指定するといろんな野菜と炒めて味付けし玉子で包み、最後にもやしをサッーと炒めてその上にオムレツを乗せて出来あがり、という具合である。
これらを銀盆に載せ、スプーン、フォーク、箸をとりテーブルで食べる。
タイ料理の基本は、米と野菜。
とくに野菜はふんだんに使っている。

ロッティ(ROTI)も旨かった。
ROTIとは、クレープのようなもの。
好みで玉子、バナナやチョコレート包み油で焼く(35バーツ)。
何も入れなければ10バーツ。
出来上がると練乳をタップリ垂らし砂糖を振りかける。
甘いものだがこれは結構いける。
食後のオヤツのようなもの。
甘いと言えば、タイ人は甘いものが好きなのだろうか?
やきそばでもオムレツでも野菜炒めでも、現地の人はなんにでも砂糖を振りかけている。
まさに、これこそ砂糖ご飯である。

タイの料理の味付け

タイの料理の味付けは、そのままでも濃くて甘い。
さらに、砂糖だけでなくその他の香辛料を振りかけていく。
どんな味覚をしているのだろうか。
ただただ、唖然として見つめてしまう。
ホテルの朝食でも、見ていると白粥のみならず鶏肉・野菜入りの味付けされた粥でさえも、6種類ある香辛料を全種類振りかけて食べている人も見かけました。

タイ料理は辛い、酸っぱいというイメージが強かったが、認識を新たにしました。
辛い料理ももちろんあるが、 チェンマイで食べたタイ料理は、中国に近い精か中華料理をタイ風にアレンジした料理のように思いました。

タイの料理

最初に食べたタイ料理は、チャーン・プアクホテルカウ・パット(やきめし)で、これは旨かったので 家内もほとんどたいらげた。
スリオンホテルの昼食バイキングは、タイ料理と一部西洋料理がある。
税・サービス込みで一人120バーツ(325円)。
ここの料理も雰囲気もなかなかイケた。
食後にゆったりとコーヒーを飲みながら聞く歌と生演奏も格別であった。
このようにして少しづつタイ料理に慣れていったという具合であります。

今回もいろんな店に行きました。
日本レストランはもちろん、タイフードレストラン、ドイツ料理店、中華料理店などなどなど。
海外で旨いものを探し当てるのは難しいものです。
考えてみればこれは国内でも同じことかも知れないけど。

結局、うまく情報を掴むしかない。
あそこがおいしいと聞けばそこに足を運ぶ。
ここによい店があると聞けば今度はその店に出かける。
そこまでしても、味覚には個人差があり、好みもある。
まあこれならいける、というような店は何回も食べに行くことになるのだが、同じ店で同じ料理ばかりでは、いくらなんでも飽きてくる。
まず私の場合、何が食いたいのかわからない。
自分のことなのに・・・。

理由は何でも食べるからである。
ともかく旨いものが食べたい、というだけではあまりにも漠然としているのでしょうね。

初めてのものは、どんな味がするのかもわからない。
第一、どこに行けば良いのかもわからない。
海外では、料理の種類が違う。
料理の名前がわからない。
目の前にあれば「あれ」とか「これ」とか指で示せばなんとか注文はできる。
うろ覚えの名前を言っても発音が違うので通じないことも多い。
ファーストフードの店のように写真付きのメニューがあれば気分の半分は救われるんですが、理解し難いタイ語だけのメニューではもうお手上げです。
まあまあ、こんなことを毎日繰り返しながらなんとか晩飯を食べていた次第であります。

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