ゴルフ | タイ・チェンマイ旅行記

ゴルフ

チェンマイに来た大きな目的は、ゴルフを楽しむためでした。
滞在中のゴルフプレーは、18回。
一人当たりのプレーフィーは、ロイヤルランナー950バーツ、グリーンバレー1,700バーツ、エアークラフト290バーツでした。
これは、グリーンフィー+キャディフィーを足した金額で、その他にプレーの後でキャディにチップを渡す習慣があるからです。

チップは一人200バーツ。
エアークラフトは一人140バーツを渡していました。
チップの目安はキャディフィー相当分と考えたからです。

送迎に使ったトゥク・トゥク。
その他に、乗用カートを使用するとカート代は600バーツ/回で、18回の合計は二人で28,430バーツ(82,447円)
すなわち、単純に平均すると1回あたり4,580円/2人ということになります。

これには、ゴルフ場へ行くための交通費は含まれていない。
ゴルフをする場合、行くだけではなく終わると迎えに来てもらわねばならないのです。

昨年、ずっと利用したトュク・トュクの運転手、Mr.サンコンの携帯に電話してみたら、嬉しいことに電話番号も変わっておらず1年前のことも覚えていてくれていました。
ゲストハウスに来てもらい、今年の価格を交渉してみたら、 案の定ガソリンが高いと言っていた。
往復のタクシ代は、ロイヤルランナー200バーツ、グリーンバレーは300バーツ、エアークラフトは140バーツ。
送迎に使ったトュク・トュクでこと送迎してもらうことになりました。
これでゴルフ場に行く足を確保したので、後は当日にどこへ行くのか行先だけを言えばいいことになるので、気がう〜んと楽になった!

グリーンバレーGCには初めて行きました。
市内から北へ約30分の距離です。
さすがに高いメンバーズクラブだけあって、よく整備されておりきれいなところでした。
1番ホールと9番ホールを望む。
川と池のゴルフ場という感じ。
池・川が多く、いわゆるアイランドグリーンになっているところもあり、テクニックを要するところあるように思いました。
話のネタと言おうか、どんなコースか一度行ってみたかったのです。

ここは韓国の団体客を受け入れているため、そんな日に行くと何時間も待たされることになり、嫌な気分になってプレーする気がなくなってしまうと聞いていました。
下見に行った日は、ちょうど観光バスが4台も留まっていた。
受付で「グリーンフィー・レート」のコピーをもらうと「予約が必要」と書いてあったのも頷ける。

チェンマイでゴルフするのに予約申し込みしたのは初めてだったので難儀なものでした。
ロイヤルランナーもグリーンバレーもベストシーズンのせいか、それとも年末年始をはさんでいるせいであろうか、いつ行っても混んでいました。
各ホール待ちに近い状態で、ちょっとうんざり・・・。
そんな印象が強いかな。

今年は、8月から10月にかけて集中豪雨のためチェンマイ東部・ピン川沿いは4回も浸水したとのこと。
昨年、よく行った近くのパブリックコースのジムカーナーGCは、浸水で水没してしまい芝生が全滅クローズになっていました。
そこで、昨年聞いていた空軍基地にあるというエアークラフトGCがどんなところか一度行ってみようということになり、ゴルフの用意をしてトュク・トュクの運転手、Mr.サンコンに行先を告げたがよく知らないとのこと。
ともかくチェンマイ空港の近くにある「Airfoece」の「Aircraft wing 41」に行き、ゲートを入っていく。
もちろん、そこは軍隊の基地であるから、当然正門には軍服の門衛が2人立っている。
Mr.サンコンをけしかけて聞いて来させた。
手招きされて家内と二人、守衛所に呼ばれました。

緊張して行ってみると髭をはやした年配の責任者に「パスポート!」と言われ、パスポートのコピーは持って行ったので提出すると、じっと顔を見られ「OK
何だ、簡単なものだ!
パスポートは入門証となり、Mr.サンコンはトュク・トュクの営業許可書を預けました。

正門から整然とした基地の中を走る。
門の近くは中層の建物ででしたが、奥に進むにつれて平屋の宿舎が並んでいる。
宿舎には洗濯物も乾してあるし、レストランも何軒か見かけた。
生活感を感じる。
閑静な住宅街といった様相であるのかな??
途中、観客席付きで芝生のサッカー場が2面、バスケット場、テニスコートなどもあり広々としている。
豪勢なものである。

5分ほど走り、最も奥まったところにゴルフ場はありました。
レストランがあり、その横の窓口に若い女性が一人座っていた。
グリーンフィーは「150バーツ/日。キャディフィー70バーツ/9ホール」と表示してある。
安い!

キャディフィーは、18ホールで140バーツ。
合計で一人290バーツで、二人分の580バーツを支払う。
グリーンフィー150バーツは「1日」と表示されていました。
ということは何回廻ってもよいということになります。

キャディが付かなければ150バーツで廻れることになるんですが、しかし、外国人はキャディ付きでないとれないらしい。
ともかく、ここは安い!
それにプレーヤーが少ない!
ロイヤルランナーは混んでいたので、余計にそう感じたのかもしれません。

廻ってみるとジムカーナーよりも広々しているし、プレーするまで不安がっていた家内は「ここはいい。広いし、安いし、空いている。」と安堵したようだ。
市内から10分のこのコースは、結果として12回廻った。チップ、交通費含めて二人で1,000バーツ。
距離は、5,760ヤードで短いが、池・川のハザードはうまく配置してあり、砲台グリーンとなっている。
プレーヤーは、ほとんどがタイ人で外国人は少なく、特に日本人は珍しいようでした。

ここは、空軍基地の娯楽施設としてのゴルフ場。
それを一般開放しているので商売ベースではないので周辺に花を植えたり、木の剪定をしたりというようにきれいに整備されているとは言えない。
フェアーウエーやグリーンはよく整備されていたのですが・・・。

売店も2ヶ所あり、コーラーは15バーツ、缶ビールは25バーツ、ロストボールは10個で100バーツ。
プレーが終わり、クラブのレストランで食事をしていると、隣の席で軍服を着た人が食事をしているのも面白い取り合わせであり、平和な光景でした。

さて、チェンマイのゴルフ場ですが、近年値上げばかりでビジターには高くなったのではないかと思います。
ロイヤルランナーGCの会員権は外国人枠がいっぱいで、もう日本人は買えない状況らしい。
チェンマイのゴルフ場のグリーンフィーは1年ごとに見直しされ、その実施時期が年末年始になるみたい。
というのは、昨年グリーンバレーゴルフ場は、平日1,350バーツと聞いていましたが、12月に行くと平日であるというのに1,500バーツという。
それにキャディフィー200バーツなので、計1,700バーツです。

グリーンフィー・レートのコピーをよくよく見ると、12月から値上げされていました。
ロイヤルランナーゴルフ場も12月はキャディフィーを含めて950バーツであったのに、1月に行くと1,200バーツに値上げ改定されていた。
昨年も値上げされ、今年も高くなったのです。
それでもゴルフ場はよく混んでいた。
最近、ガッサンゴルフクラブも2コース新しくオープンしたそうです。

それに比べて空軍基地のエアークラフトは、290バーツで、実にグリーンバレーの17%です。
現役時代ならともかく年金生活の身としては、たまにはメンバーズクラブに行ったとしても基本的にはエアークラフGCで充分楽しめるし、分相応であると思います。
できるだけ工夫をして、関西的ムダのない楽しみ方を心がけているのです!

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